家庭環境から我慢が多くいい子を演じる日々で息の仕方がわからなくなった【体験談】
30代女性からの体験談です。
中学生の頃、息の仕方がわからなくなってしまった。
私が今まで誰にも言えなかったことをここで吐き出したいと思います。
私は中学生の頃、夜に息の仕方が分からなかったことがあります。息の仕方が分からないので苦しくて息苦しくなり死ぬんだと感じました。でも当時はもうこれで死んでもいいやと思っていました。するとそのまま眠っていたようで朝になっていました。
死にたかったのに残念だと思っていたくらいでしたが、それからは息苦しい時には死んで楽になれるんだと思うようになりました。そうすると息の仕方を忘れることもなくなりそういったことはなくなりました。
冷静に考えてみると、多分生きたいと思うから息が苦しくなるんだと思います。死にたいから息苦しくなるといわれますが、私はそうは思いません。
苦しい中でも生きたいと思うから苦しいのだということをそのときに感じました。
我慢したりいい子を演じる日々。
私は中学生の頃、毎日我慢していました。両親は仮面夫婦で母はよく父の悪口を言っていました。父はワガママな人でしたから色々言うのも当然だったと思います。
言わない方が変だと今でも思います。とはいえ、実の父ですから母親から色々言われるのは正直精神的に辛いときがありました。
でも特に言い返すことはなかったです。なぜなら母親を失いたくなかったからです。母は体が弱く手術をしたりなどもありました。だからこそ私は心配を掛けたくないというのもありました。
ですが、そんな親を見て兄弟は家でよく暴れていました。窓ガラスやタンスもよく使えないものになっていました。簡単に言えば不良になっていました。
それらのこともあり私は学校でもとてもいい子を演じていました。元々やんちゃな方ではないのですが、無理に毎日笑顔でいたと思います。
先生からは悩みがなさそうと言われたりしていたので、私の笑顔は人をよくだましていたと思います。この笑顔にだまされて男子から告白されたこともありました。
息苦しくなるのは一人になってホッとした時。
考え方や環境を変えて出なくなった。
また学校は進学校でもあったので親に心配をかけないため普通の成績になる必要がありました。良過ぎても悪すぎてもダメです。一度いい成績をとり親や先生が過剰に心配をしてきたので普通の成績を取っていくことが私の務めだったように思います。
そういったことを中学高校6年間続けて、その間の数年間上記のような息の仕方が分からなくなることがありました。
誰かといる時はそういった症状は出ませんでした。一人になってホッとした時にいつもなっていたので誰にも相談したことはありません。
それに理由は私自身が一番分かっていたからです。精神的なものからきていることくらい、医師に聞かなくても分かっていました。それに医師に相談しても両親の元で学校へ行っている限り、このいい子は続けなければなりません。
最終的には、死んでもいいと思っていたのでそのうちに出なくなりました。また大学で親元を離れたこともあります。
今回このことを書こうと思ったのは私と同じような人がいるかもと思ったからです。もし同じような人がいたなら私みたいな人がいたことを少し覚えていて欲しいと思います。
管理人のコメント

誰にも言えなかったことを話してくださってありがとうございます。
「生きたいと思うから息苦しくなる」ほんとそうですね。たくさんいろいろなことを我慢していたからもう限界だと体が訴えていたのかもしれませんね。
成績のことなどすごくまわりを見て気を張っていたのだろうなと想像しました。
「死んでもいい」と思うのは諦めのように思われるかもしれませんが頑張らなくてもいい、我慢しなくてもいいと自分で自分を認める気持ちのような気がしました。
何かを隠したり、演じたり、偽ったりすると苦しくなっていきます。もう、ダメでもいいわ。と思うのは勇気がいるかと思いますが、良いと思ってる所、悪いと思っている所全部含めて「そうか〜」と認められたら良いですね。
義務教育の間などは自力では難しいかもしれませんが環境を変えると改善することも多そうですね。ネガティブな情報から離れてみたり、毎日見聞きしないというのはとても心に優しいです。